一条工務店は高気密高断熱ですが、床暖房もついており実際どれくらいの電気代がかかるか予想するのは難しいと思います。
今回は一条工務店の家で住んでみて、実際にかかった一年間の電気代を公開いたします。
前提条件
住んでる地域や稼働させている設備によっても電気使用量は大きく変わってくると思いますので、まずは我が家の前提を紹介致します。
・関西で雪の少ない地域
・グランセゾン2階建て延べ床面積100m2
・太陽光発電は昼間は自家消費と蓄電池への蓄電
・蓄電池は夜間に使用
・冬は床暖房
・夏はエアコン一台全館冷房
常に室内の温度が20〜25℃、湿度40〜60%の快適な状態になるように以下の温湿度計を複数設置してエアコンと床暖房でコントロールしています。
電気プランは、オール電化プランから従量電灯プランへ途中で変更しました。
実際の電気料金
こちらが2023年3月から2024年3月までの買電量と電気料金です。
前の記事でも紹介しましたが、買電量が少ない場合は、基本料金の高いオール電化プランより従量電灯プランの方が単価が安くなります。
引き渡し時はオール電化プランになっていたため、6月から従量電灯プランに変更しています。
そのため、4月と5月分は使用量の割に電気料金が高くなっています。
外気温度と室内温度が同じくらいになり、床暖房も冷房の電力が少なくなる、5月-7月、10月は電気料金が1000-2000円になります。
夏は日照時間が長く自家消費ができるため、真夏に24時間エアコンを稼働させていても、3000円以下に収まっています。
気温と日照時間が低下し、床暖房を稼働させ始める11月から買電電気量が増加し、1月をピークとして下がっていきます。
外気温や日照時間によって年間で大きく変動しますが、平均するとおおよそ5000円/月くらいの電気料金になることがわかります。
今回の電気料金は太陽光発電の自家消費で賄えなかった分の買電の電気料金で、実際には余剰電力による売電による収入もありそれらを含めると収支はプラスになります。
太陽光発電システム導入による、売電、自家消費のトータルのコストメリットについては次の記事で紹介したいと思います。
今回はいわゆる旧電力会社での契約ですが、新電力や電力プランの見直しでもう少し安くなる可能性はあるかと思います。
まとめ
今回は、実際に生活してみての一年間を通しての電気料金を紹介しました。
一条工務店では、高気密・高断熱で省エネとは言いますが、床暖房やロスガードといった設備があり、なかなか電気使用量や電気料金を予想することは難しいと思います。
今回は我が家の状況ですが、年間を通して24時間快適な室内温度・湿度をキープした状態で月当たり5000円の電気料金となっていました。太陽光発電の売電収入を含めるとプラスになります。
間取りや設備によっても変わってくるかと思いますが、参考になれば幸いです。
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